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カディーシャ渓谷と神の杉の森

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カディーシャ渓谷と神の杉の森(カディーシャけいこくとかみのすぎのもり)は、レバノンの中央部、レバノン山脈にあるレバノン杉の自生しているカディーシャ渓谷が登録されたユネスコの世界遺産(文化遺産)の物件。

なお、世界遺産名のcedarsはヒマラヤスギ属(レバノン杉はその1種)を意味し、通常「杉」または「スギ」と訳されるが、実際にはスギではなくマツに近縁な樹木である。

レバノン杉は、紀元前にフェニキア人の繁栄の原点になったことでも有名である。フェニキア人は、当時レバノン山脈全域に自生していたレバノン杉からガレー船を始め、船舶の建造材として使用。また、木材や樹脂をエジプトなどに輸出していた。

レバノン杉は長年の伐採がたたり、2004年現在は1200本程度が残るだけになっている。また樹齢1200年以上のものが、400本ほど残っている。

また、レバノン国の象徴として、国旗中央にレバノン杉が描かれている。

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